JPXとは

Business

JPXのビジネスモデル | 情報サービス関連業務

市場の魅力を世界に伝えるために

私たちは、スーパーで食品を購入する時、値段や素材、産地といった情報を基に「買う・買わない」の判断をすることがあるかと思います。 同じように、市場において投資家が株式などを売買する際は、正確な株価や上場会社の財務情報等が必要不可欠です。 私たち日本取引所グループは、これらの情報を投資家が使いやすい形に加工し、投資家や報道機関に配信しています。あわせて、新たな視点から多種多様な「株価指数」を企画・開発し、投資家や報道機関に配信しています。こうした情報配信業務は、日本取引所グループを支える主要業務の一つなのです。

TOPIX
連動資産

108

兆円

情報サービス関連業務の主な業務

株価指数の企画・配信

「株価指数」とは、株式市場の水準や変動を知る指標で、いわば「株式市場の体温計」とも言えるものです。私たちは、日々のニュースなどで報じられている「TOPIX(東証株価指数)」をはじめとする多種多様な株価指数を企画開発・算出公表しています。

TOPIXは、1969年から算出・公表を開始し、107兆円以上の連動運用資産を擁する、日本を代表する株価指数です。2022年4月に市場構造が全面的に見直されることを契機に、プライム市場に上場している銘柄であっても、流通株式時価総額100億円未満の銘柄については段階的に構成比率を低減させていくなど、市場代表性に加え投資対象としての機能性の更なる向上を図ってまいりました。

2026年からは、選定の対象をスタンダードやグロース市場にも広げ、流動性による定期選定をすることで、日本株全体をカバーする市場平均としての機能や投資対象としての機能を高めるため、引き続き多くの皆さまにご利用いただけるよう改革を進めています。

このように、私たちは、投資家が求める株価指数を開発し、日本企業の魅力を世界に伝えていくとともに、上場会社の皆さまの取組みを指数の側面から後押しすることも重要な業務の一つです。

情報サービス業としての顔

私たちは、株価以外にも、上場企業の様々な財務情報や株式分割などのコーポレートアクションに関する情報も管理し、これら情報を投資家や報道機関に使いやすい形に加工し配信しています。より早く、正確に、様々な情報を配信するサービスを確立していくことは、私たちの市場価値を高めていくうえで重要な要素となっています。

国内外の投資家を対象とした無料のサービスサイト「JPX Market Explorer」では、東証に上場する会社について、生成AIテクノロジーを利用して作成されるコンテンツや分析により個社のビジネス概要や直近の決算のサマリーを簡単に抽出することができ、財務状況についての分析や競合他社との比較を行うことを可能としました。アナリストがカバーしきれない上場会社についても幅広い情報を入手することができるようになり、日本語以外にも英語をはじめとする10言語によって配信されることで、国内のみならず、海外の投資家の皆様にも、今まで以上に東京証券取引所の上場会社にかかる情報を発信できるようになりました。

ユーザニーズに応えるシステム開発

日本取引所グループが提供する様々なサービスは、売買システムと同様、システムによって支えられています。 「過去の株価情報や指数情報、統計データを取得したい」 「株価情報を自社のHPに表示したい」 「当日の株価や売買高などの相場情報をリアルタイムで自社システムに取り入れたい」 など、ユーザの声をキャッチし、利便性の高い情報配信システムを開発していくことも重要な役割です。

「JPxData Portal」では、これまではデータがさまざまなところへ点在し、探しにくい状況だったJPXグループ及びJPXグループのパートナー会社が提供する有償・無償データについて、網羅的にカタログ化し、生成AIの技術を活用したキーワード検索やリストの絞り込みを行うことで、求めているデータをすぐ見つけることができ、データのさまざまな活用方法を拡げることを可能としました。

日本市場にかかる金融データを分析しやすいかたちで個人向けに配信することを目的にリリースされた「J-Quants API」では、ヒストリカルの株価や企業財務情報などの金融データをAPIで配信しています。2026年1月には、提供するデータの種類を増やすとともにCSV形式でのデータ提供もスタートさせるなど、ユーザの皆様による多様な分析ニーズに対応するため、より良いサービスを提供すべく、日々開発が行われています。

この業務領域で活躍する社員

02
情報サービス部国際総合学類卒
2007年入社
06
JPX総研 フロンティア戦略部社会科学部社会科学科卒
2011年入社