日本語の魅力に惹かれ日本で働きたいと
JPXロンドン事務所から東京へ

グローバル戦略部(サステナビリティ推進部兼務)

東洋学部 日本語学科卒
前職:航空会社
2019年4月入社(ロンドン事務所は2014年6月から)

MY WORK

2014年からJPXロンドン事務所に勤務し、2019年に東京本社の契約社員になり、2020年から正社員として働いています。現在はグローバル戦略部で各部署から依頼された英訳ドキュメントのネイティブチェックを担当しています。また兼務するサステナビリティ推進部では、サステナビリティ関連ウェブページの作成・管理、ESG評価機関の調査への回答、公表資料の英訳を担当しています。自分のスキルを活かして作成した英文ニュースリリースやウェブページが公表され、それが海外投資家のJPXに関する理解を深めている。すなわち日本の資本市場への海外参加者拡大に貢献している、と思うと嬉しく感じます。

JPX CAREER INTERVIEW

CAREER PATH

2012年9月
航空会社に客室乗務員として入社。

日本行きのフライトでは日本語も活用。

2014年6月
日本取引所グループロンドン事務所に入社。

事務所運営関連の作業に加えて、欧州資本市場関連レポートを取りまとめ。

2019年4月
契約社員としてJPX東京本社に入社。

グローバル戦略部英文作成支援チームに配属。2020年4月に正社員登用。

転職を考えたきっかけと、
JPXに転職を決めた理由を教えてください。

私がまず日本語に興味を持ったきっかけは、友達に誘われて観た日本のアニメでした。大学は日本語学科に進み、日本語に対する関心は一層高まっていきました。日本語の魅力はその論理性です。意味もなく暗記しなくてはならない男性名詞や女性名詞の概念もありませんし、語尾だけで大きく意味が変わる構文も魅力です。大学卒業時にはまだビジネスレベルの日本語を操ることはできませんでしたが、ある航空会社が日本語スピーカーを探していると聞いて就職。1年半ほど客室乗務員を務めました。しかし、いつか日本企業に入社して日本語力を習得し、職務経験も積んで、最終的には日本で暮らしたいと思っていました。そんな時、JPXロンドン事務所で募集があり、仕事の内容も興味深く、日本語が日常的に活用できると聞いて迷わず入社を決めました。

これまでのキャリアが活かせていると
思う点はどのようなところですか?

大学時代から専門的に学んだ日本語力と、客室乗務員時代に身に付けた日本特有のコミュニケーション方法は、同僚や社外関係者との関係構築のなかで活かせていると思います。日本人のなかに早く溶け込むには、ちょっとしたコツがあります。自分自身のアイデンティティーを大事にしつつも、日本人に親しみやすいように行動を工夫することだと思います。初対面では握手ではなくお辞儀で挨拶する方が喜ばれますし、状況に応じて敬語が使えれば距離も縮まります。前職は接客のプロフェッショナルとして、フライト中には不要なことを言わないということも、日本人のお客様への配慮でした。「郷に入っては郷に従え」の通り、日本の人々の行動に近付けることが、良好な関係を構築するうえでとても重要だと思います。

入社前後で、JPXに対する印象の変化はありましたか?

特に先入観も具体的なイメージもありませんでしたが、日本企業全体に対して、非常にフォーマルでお堅いイメージがありました。一般的な外国人にとって日本企業とは、誰も笑わず机に向かい、上下関係が厳しく、毎日残業。仕事が終われば連れだって飲みに行く。そんな少し怖いイメージがあります。JPXでは、私の出身地である英国の企業と比較して、上下関係がはっきりしている部分はありますが、実際に働いてみると想像よりリラックスできる、働きやすい環境でした。働き方改革が推進されている昨今では、勤務時間をすぎてからロンドンから本社に電話しても、担当者がすでに帰宅していることもあり、残業が減っていることを実感したものでした。職場のメンバーも会話の際には笑顔が絶えず、JPXに入社したことで、必ずしも日本企業が私のイメージしていたような会社ばかりではないと、いい意味でイメージが覆りました。

今後の目標・キャリアについて教えてください。

今後も英語と日本語に関わる仕事がしたいと思いますが、日本に住んで働くという長年の夢を叶えた現在は、すぐに実現したい目標や理想はありませんが、今はオープンな姿勢で、選択肢や機会が出てきた時に、自分自身で決めていこうと思っています。JPXはとても従業員を大事にしている企業です。何か自分の人生に大変なことがあっても、JPXなら何とかなる、という安心感を抱いています。個人的には、学生時代に訳した日本の戦後を描いた書籍に感銘を受けたこともあり、同時代をテーマにした書籍を翻訳してみたいという希望を持っています。仕事も充実している今、いつの日かぜひ達成したいと考えています。

ONE DAY SCHEDULE

8:45
出社

<午前の主な業務>
メールチェックを終えて、英訳チェック作業。
サステナビリティ推進部内で作戦会議。
<午後の主な業務>
ESG評価機関の調査への回答作成と英訳チェック作業。
サステナビリティ関連ウェブページの更新に関する提案作成。ウェブ上で作業。

17:30
退社

IT開発部 トレーディングシステム担当

経済学部 経済学科卒
前職:システム開発会社
2007年1月入社

IT開発部 清算システム担当

文学部 歴史文化学科卒
前職:システム開発会社
2008年10月入社

金融リテラシーサポート部

法学部卒
前職:銀行
2007年11月入社

OTCデリバティブ清算部

経済学部 経済学科卒
前職:公務員
2019年1月入社

グローバル戦略部(サステナビリティ推進部兼務)

東洋学部 日本語学科卒
前職:航空会社
2019年4月入社(ロンドン事務所は2014年6月から)

ITサービス部

教育学部 教養学科情報科学専攻卒
前職:クレジットカード会社
2008年1月入社

ITサービス部

商学部 商学科卒
前職:システム開発会社
2022年9月入社

市場管理部(取引管理室)

総合政策学部
総合政策学科
前職:銀行
2022年11月入社

経済学部
経済学科卒
前職:印刷会社
2022年11月入社