社員インタビューINTERVIEW

IT企画部 プロフィール写真

IT企画部
2021年入社

人間味に溢れた暖かい職場で、
情報セキュリティの高度化と維持に貢献。

Profile

山口県で高校教諭を務めていたが、夫と長子の東京赴任と大学進学に続いて次子も東京の大学進学が決まり、それなら家族一緒に住もうと転居・転勤を決意。コロナ禍の最中に選考を受け、社員の方の温かい対応に人間味のある社風を強く感じて入社を決めた。

IT企画部 インタビューの様子

Q1.現在の仕事内容について教えてください。

私は、現在、IT企画部で、主にISMS(Information Security Management System)の運営を担当しています。
ISMSは組織の情報セキュリティポリシーに則ってリスクを評価し、必要な情報セキュリティ対策を導入・運用する一連の活動のことで、具体的な日々の業務としては、不審メールの調査や標的型攻撃メールに対する訓練などがあげられます。例えば、社員が心当たりのないメールを受信した場合は当部に通報される仕組みになっており、私はそれらを収集・整理した上で不審なメールについては調査部隊に報告、必要に応じて注意喚起などの対策を講じます。また、組織としてセキュリティレベルを高めるために、社員向けのe-ラーニングを実施しており、その成果を確認する意味合いも含めて、標的型攻撃メールの訓練を定期的に行っています。
また、データの標準化や委託先評価といった品質管理、業務の費用対効果を測るシステムコストに関する業務にも携わっています。

IT企画部 インタビューの様子

Q2.実際に働いてみての仕事のやりがい、
大変さを教えてください。

私は以前IT企業に勤務し、その後、教員として高校で情報の授業を教えていました。そうした経験もあって、ITに関してはある程度の知識を持ち合わせていましたが、金融経済についてはさっぱり。初めて業務に就いた頃は、聞きなれない専門用語ばかりで、慣れるのにとても時間がかかりました。未だに混乱しご迷惑をおかけしてしまうこともあるのですが、部内のみなさんの丁寧な対応で少しずつ解消することができています。
また、直属の上司が大阪在籍のため、毎日リモートで打ち合わせの時間をとって情報連携をすることで、作業拠点が離れていても不安のないように気遣っていただいています。とはいえ上司と離れての業務は何かと不安で、上司が東京出張に来られた時は顔を合わせていろいろとお話しし、とても心強く感じるとともに、リアルで会話できることのありがたみも感じています。
まだまだ覚えなくてはいけないことも多い私ですが、不審メールに関する問合わせに回答し、「ありがとう」とお礼をいただくと嬉しい気持ちになり、もっと向上心を持って頑張ろうと思います。JPXはその公共性、公平性の観点から高い情報セキュリティが求められます。その責任の重さを感じつつ、さらにスキルを磨きたいと考えています。

IT企画部 インタビューの様子

Q3.働く場としてのJPXはどのような環境でしょうか。

私は下肢の障がいで、階段の上り下りや歩行に不自由があるのですが、社内については段差も少なくエレベーターも完備されており、あまり困ったことはありません。
通勤では杖が手放せませんが、社内はフラットなのでゆっくりですが、杖なしで移動しています。強いて注文があるとすれば、社員通用口がスロープだったらいいなと思う時もありますが。
制度面での不満はありません。テレワーク(在宅勤務制度)やフレックスタイム制度が利用できるので、通院がある日はテレワークを利用しています。またサポート体制も万全で、通勤災害で療養が必要となったときには、人事部が労災手続きをスムーズに進めてくださり、とても助かりました。
職場の人間関係も良好です。上司とは大阪と東京で離れていても、リモートでサポートをしてくださいますし、チームのメンバーも何かと力になってくださるので安心して業務に携わることができます。
気軽に相談できる関係はとても心強く、また安心できるものです。私にとってリアルで会話できる環境がとても大切と感じているので、通院がある日にはテレワークを利用しますが、みなさんと向き合うことも大切だと思うので、できる限り出社して、コミュニケーションをとるよう心がけています。

IT企画部 インタビューの様子

Q4.今後の抱負やキャリアビジョンをお聞かせください。

IT企画部はスペシャリストの集まりなので、その一員として恥じないよう、責任を持って業務を担っていくことが重要だと感じています。JPXでは自己啓発学習(キャリアデザイン研修)を推奨しており、通信教育などの受講にも補助がでますので、業務に有用な情報セキュリティ関連の資格取得にも挑戦したいとも思っています。ただ、入社して3年が経過し、担当する業務範囲が広がりましたので、なかなかスケジュールを確保する余裕がありません。マルチタスクの業務が多い分、これまで以上にスピード感を持って業務を行い、精度も高めた対応ができるよう取り組んでいきたいと思います。

Message

JPXを志望する障がい者の方へメッセージをお願いします。

IT企画部 メッセージ写真

企業を選ぶ際、JPXはその業務内容が分かりづらいこともあって、挑戦することに不安があるかもしれません。私自身もそうでした。しかし、周囲の方々はとても温かく、相談や質問にも気軽に答えてくれます。積極的に声に出すことも大事ですが、まずは話しやすい方を見つけて、挨拶をしながら少しずつコミュニケーションの輪を広げていけばいいと思います。
自分から相手に寄り添い、心を開けば、世界は広がります。笑顔で挨拶すればみんなが笑顔で返してくれる。私はそんなJPXをとても居心地よく感じています。

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